▼上海A株が昨日上昇したそうだ。高校時代の倫理社会で習った「甘いレモン」の論理を思い出す。「六ヶ月の売却ロックで、中国共産党は我々の資産を守ってくれることが明らかになった」という個人投資家のコメントが掲載されていた。左系のメディアが多い中でもこのコメントを日本の新聞が載せると言うことは、如何に事態が深刻化と言うことだ。 

▼振り返れば日本。過剰流動性の中で企業経営者はカネはいつでも借りれると考え、安い金利で借りたカネで投機家は「ガバナンス」とやらを盾に株価をつり上げる方法を考えている。2014年は沈静化した東京の不動産投資は極限まできて、新築マンションの価格は異常な状況だ。六ヶ月後には中国バブルが再びはじけることはほぼ確実だというのに。そして新国立競技場は2500億円ものカネを突っ込んで建設される。でも客席設置分のコストは入っていないそうだ(爆笑)。 

▼狂っている。僕は断言したい。これはどこかで破綻をする。バブルは「共同幻想」だ。そして事後的にしかバブルとしか判断できない。ギリシャとEU問題、イスラム国問題、アフリカ政治不安定と地中海を越えてくる難民、中国バブル、ロシア経済危機、それらを上手に使おうとしている北朝鮮。問題は山積みだ。 

▼今は冷静にリスク要因を切り捨てていくこと。それには王道はない。

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