▼ 少子高齢化、人口減少をグラフ化したものを見た。

▼ 1960年代半ばの人口は1億人弱。ピーク人口は2005年の1.3億人。これが2046年には再び1億人を割り込む。

▼ これは所謂「スーパー」の勃興期(1960年代半ば)、巨大小売業の経営破綻(2000年代前半)と重なる。

▼ では2046年の日本の消費は?。はっきりしているのは、2040年の人口が2005年に比べて30%以上減る都道府県は青森、岩手、秋田、山形、和歌山、高知の6県、20%以上だと日本の約半分の都道府県がそれに該当することになる。

▼ ここから導かれるのはもはや「勝ち組、負け組」ではない。「生き残り組、消滅組」だけだ。さらにいつかは必ず来ると言われている東南海トラフ、東京直下型地震を考えると…。

▼ 扇情的な物言いをするつもりは毛頭ないが、どうやってカイゼンするかではなく、どうやって逃げるかを考えるのが正しいのではないか。グラフ化された人口動態推計はそう考えさせる。